ライブレポート
アニサマライブレポートNo.2
アニメロサマーライブ2006ライブレポート
アニメロサマーライブ2006を振り返るレポート企画。
4時間半に渡る熱狂ライブを始めから終わりまでイッシー記者が熱く語ります。
写真もたっぷりお見せしちゃいます!
■12.Candy Lie/奥井雅美&米倉千尋
■13.SECOND IMPACT・WILD SPICE・zero-G-/奥井雅美
■14.君と約束した優しいあの場所まで・Everybody Jump・100もの扉/三枝夕夏 IN db
■15.GLORIOUS・MIRACLE/愛内里菜
■16.聖少女領域・亡國覚醒カタルシス/ALI PROJECT
■17.GONG アルバムVer.・牙狼〜SAVIOR IN THE DARK〜・SKILL/JAM Project
■18.美しければそれでいい・あんなに一緒だったのに/石川智晶
■19.SUPER GENERATION・innocent starter・ヒメムラサキ・ETERNAL BLAZE/水樹奈々
■20.OUTRIDE/アニサマフレンズ
■21.ONENESS/アニサマフレンズ
■22.OUTRIDE/出演者全員
去年は成しえなかった限定ユニット「r.o.r/s」が一夜限りの復活! 2人揃って黒のワンピースの衣装に身を包み、デビュー曲「Candy Lie」を披露。大人の魅力たっぷりなセクシーで息の合ったダンスに会場は魅了されていった。 アニサマだけのサプライズに会場のボルテージは振り切れんばかりだった。 |
「r.o.r/s」の勢いそのままに、「SECOND IMPACT」へ。まだ発売されていない新曲『無敵看板娘』OPテーマ「WILD SPICE」を一足早くライブで初披露。ステージ上で見せるパフォーマンスはさすが!の一言。会場を奥井雅美色に染め、その抜群の歌唱力で紡ぎだすロックなナンバーにOUTRIDERたちの疲れも吹き飛んだ。 MCでは新曲「WILD SPICE」の紹介や「ざくざく進んで歌って踊れる。実は若いんだよ、みたいな(笑)」と観客を笑わせつつ、「去年アニサマ来た人!」「今年初めての人!」とみんなに質問を投げかけるなど、会場を沸かせてくれた。 |
奥井雅美に紹介され登場した三枝夕夏 IN db。 『格闘美神烏龍REBIRTH』のOP曲「Everybody Jump」では歌詞にあわせて会場のみんなも一緒にJump。「100もの扉」ではスパークリング☆ポイントをコーラスに迎え、愛内里菜と三枝夕夏のデュエット。この曲が生で聴けるのもアニメロならでは。 |
MCでは「今はツアー中で、ホントにライブではたくさんのいろんな人のパワーを貰ってきました。そのパワーをこの武道館でぶつけると宣言してきたんで!」と話し、宣言どおりのパワーで『Another Century's Episode 2』イメージソング「GLORIOUS」を熱唱。普段の可愛い声とは違って力強い歌声を響かせる愛内里菜。会場からは「GLORIOUS」の掛け声が響く。 続いてはノリの良いナンバー、『メルヘヴン』ED曲「MIRACLE」。 |
突然会場内の空気がガラっと変わり、ステージ下からアリカ様が登場。 鞭を持ちスモークが立ち込める幻想的な雰囲気の中、妖艶なダンスを見せる2人のダンサーを従え、ステージ後方にあるLEDの映像とシンクロして独特な世界観を漂わせていた。 曲が終了するとスッとステージ下に消えていく演出で、ALI PROJECTの存在感を最後まで示していた。 |
そうる透のドラムの音も武道館中に響き渡り、圧倒的な存在感で会場を熱気の渦に巻き込んだJAM Project。 炎が舞い上がる演出、パワフルな楽曲。武道館もまさに揺れんばかりに6人の歌声が突き抜けていく。あまりの熱気に、天井の巨大風船が予期せず割れてしまう、というアクシデントも呼び起こしていた。 後半には石田耀子、米倉千尋、栗林みな実が加わり、アニサマだけのスペシャルユニット誕生。「SKILL」の歌詞「Motto! Motto!」では武道館とJAM Projectが一つになった感覚を覚え、空前絶後の盛り上がりを見せた。 |
激しいJAMのステージから一転、美しい歌声が武道館に響きわたる。シムーンOPテーマ「美しければそれでいい」では会場がその声に酔いしれた。 MCで「私の大事なユニット See-Saw の曲です。聴いてください」の紹介に、会場からどよめきの声が。そしてイントロが流れた瞬間、観客は全て、石川智晶の歌声に引き込まれていった。 |
トリはやはりこの人、水樹奈々。30人ものダンサーの登場パフォーマンスは圧巻。そしてダンサーに迎えられる形で中央階段から登場した水樹奈々は、赤いトロピカルなドレスを身にまとい、「SUPER GENERATION」や「inocent starter」とアップテンポなナンバーで、会場を熱気に包んでいく。 一転、バラード曲「ヒメムラサキ」は切々と歌い上げ、会場もうっとりとした空気になる。ステージ全体を使ってのライブパフォーマンスも、終盤とは思えないほど会場は熱狂していた。 |
アーティスト全員、ステージに登場。もうすぐ終わりを迎えてしまうのかと思うと会場もちょっと寂しい気持ちに……。 武道館の天井から風船が舞い落ちる中、今年のテーマソング「OUTRIDE」の合唱。アーティスト同士が肩を組んで歌ったり、一つのマイクに3〜4人で一緒に歌う姿を見ると自然と暖かい気持ちに。 ステージにあるモニターに歌詞が出て、会場全員で歌う「OUTRIDE」。アーティストのみならず、会場も今日一番の一体感を見せた。そして出演者は、感動の余韻冷めやらぬまま舞台袖へと退場していった。 |
会場の大アンコールの中「OUTRIDE」Tシャツを着て再登場したアニサマフレンズ。Tシャツはそれぞれオリジナルな仕様をしているようで、刺繍を入れたり、破いたりしてそれぞれの個性が出ていた。 去年のテーマソング「ONENESS」を新たなメンバーで熱唱すると、ペンライトを左右に振り続け応える会場の雰囲気はなんとも言えない優しさを作り出していた。 |
アーティストがそれぞれ今日の感想を一言ずつコメント。平野・茅原・後藤の可愛らしいコメントの後に、影山&松本のコント(?)のようなツッコミがあったり、最後の最後まで楽しませてくれるステージだ。 本出演アーティスト、ダンサー、バンドメンバーも加えて全員で歌う「OUTRIDE」。このフィナーレでは感動のあまり涙を流す人も会場で見受けられた……。自分も、これで終わってしまうのかと寂しさを覚えた瞬間、アリーナ全体を覆うようなバルーンが発射され、最後まで驚かせられた。 4時間半にも及ぶ壮大なスケールで繰り広げられた『Animelo Summer Live 2006 -OUTRIDE-』 全てを忘れてライブに熱中したこの時間を共有できたことはかけがえの無いもので、会場に足を運んだ人はきっと幸せを感じられたに違いない……。 |