ライブレポート

アニサマライブレポートNo.1

アニメロサマーライブ2006ライブレポート

アニメロサマーライブ2006を振り返るレポート企画。
4時間半に渡る熱狂ライブを始めから終わりまでイッシー記者が熱く語ります。
写真もたっぷりお見せしちゃいます!

昨年の4時間を越える壮大なスケールで繰り広げられ、新たな歴史を刻んだ「Animelo Summer Live 2006 -OUTRIDE-」。 15組ものアーティストが作り出した熱狂的ライブの全てを伝えることはできないが、レポートしてみたいと思う。


■OPENING"OUTRIDERZ"
OPENING 某格闘技イベントでお馴染みの、あの人の迫力あるタイトルコールと同時にステージ手前から体を揺るがすような特殊効果の爆発で始まった「Animelo Summer Live 2006 -OUTRIDE-」。
ステージ後方のLEDにアーティスト名が映し出されるたびに歓声が上がる。アーティストコールと大歓声の中、次々とステージに登場するアーティストたち。出演アーティストが全員ステージに揃ったときのインパクトは絶大。まさに、アニサマの新たな歴史の1ページの幕開けに相応しいものだった。
■1.MASK/奥井雅美・栗林みな実
アーティスト紹介の興奮冷めやらぬまま、間髪入れず奥井雅美&栗林みな実のデュエット「MASK」が始まる。
栗林みな実が奥井雅美のライブにスペシャルゲストとして登場し、デュエットしたことのある楽曲に、奥井雅美のライブに行った人はもちろん、アニサマで聴けるとは思っていなかった観客もヒートアップ。ラジオ「アニサマSTATION」のパーソナリティを一緒にしているだけあって彼女たちの息はぴったり!
記念すべき1曲目からスペシャルユニットのサプライズとはアニサマらしい演出だった。
1.MASK/奥井雅美・栗林みな実
■2.Rumbling hearts・Crystal Energy/栗林みな実
2.Rumbring hearts・Crystal Energy/栗林みな実 「Rumbling hearts」が流れると、どよめき立つ会場。この曲への期待の高さがうかがい知れた。曲中には掛け声や合いの手が入り、会場のボルテージは更に上がっていった。
飯塚昌明によるギターサウンドにも引き立てられTVアニメ『舞-乙HiME』OPテーマ「Crystal Energy」を熱唱。
歌だけでなくセクシーな衣装も華やかだった。
■3.幸せのいろ・紅の静寂/石田燿子
武道館に、石田燿子の静かな、それでいて心に染み渡る力強い声が響き渡る。
MCでは「紅の静寂はレコーディング以来で今回、初披露になります。今回のライブで「何が歌いたいですか?」と聞かれて、「紅の静寂が歌いたいです」っていうほど、歌いたかった曲です」と語り、そのしっとりとした曲調に会場は自然と聴き入っていた。
3.幸せのいろ・紅の静寂/石田燿子
■4.電光石火の恋・無敵なsmile・OK!/高橋直純
4.電光石火の恋・無敵なsmile・OK!/高橋直純 石田燿子の呼び込みでステージ中央の階段から降りてきた高橋直純。
セクシーなダンス、そしてステージを縦横無尽に走り回る激しい動き「電光石火の恋」を歌ったあと、「こんなにたくさんの男性の中で歌うのは初めて! 歌いにくかったんですが、ポツポツと踊っている男の方がいて、ヨッシャ!って思いました!」と語り、TVアニメ『無敵看板娘』EDテーマ「無敵なsmile」もいち早く披露。
OK!では上着を脱ぐサービスも。
男の色気を醸しだす高橋直純らしいステージに、会場中の女性OUTRIDERから悲鳴に近い歓声が飛び交っていた。
■5.女子メドレー:嵐の中で輝いて(米倉千尋)→乙女のポリシー(石田燿子)
→Shining☆Days(栗林みな実)→めざせポケモンマスター(松本梨香)

デビュー曲「嵐の中で輝いて」の曲に乗せてステージ中央の階段から登場した米倉千尋。メドレーのトップバッターとして力強い歌声で会場を引っ張っていく。
続いては石田燿子の「乙女のポリシー」。『セーラームーンR』のED曲だが、ほとんどが予想していなかっであろうこの選曲に会場は驚きと喜びを隠せなかったが、すぐさま石田燿子の歌声に引き込まれていった。
そして、栗林みな実の「Shining☆Days」では、サビの追っかけ部分を合唱、「めざせポケモンマスター」冒頭の「アニサマゲットだぜ!」に会場全体が驚かせられ、みんなで「ピカチュー」コール。
色とりどりの選曲に驚きと懐かしさを感じた女性メドレーだった。
5.女子メドレー: 嵐の中で輝いて(米倉千尋)→乙女のポリシー(石田燿子)→Shining☆Days(栗林みな実)→めざせポケモンマスター(松本梨香)
■6.女子メドレー(スペシャルゲスト):ハレ晴レユカイ/平野綾&茅原実里&後藤邑子
6.女子メドレー(スペシャルゲスト):ハレ晴レユカイ/平野綾&茅原実里&後藤邑子 女性メドレーの最後を飾ったのはTVアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』EDテーマ「ハレ晴レユカイ」。
やはり、一大ムーブメントを起こしている曲だけに客席の反応も尋常ではなく、赤・オレンジ・水色の衣装でステージ下から勢いよく登場した3人に割れんばかりの大歓声が巻き起こった。
3人は生ダンス1曲全てを踊るのは初めてと言っていたが、初ライブが武道館と誰もが緊張するはずの舞台で堂々としたパフォーマンス。曲始めから、曲終わりまで踊りっぱなしの激しいダンスを完璧にこなし、アニメのEDシーンも完全再現。いたるところで一緒にダンスをしている姿が見られ、会場は「ノリノリ」だった。
■7.Wake Up Your Heart/KENN with The NaB's
『遊戯王デュエルモンスターズGX』EDテーマ「Wake Up Your Heart」の熱いロックチューンが、ボーカルKENNのパワーある歌声で会場を熱くする。疲れをまったく見せない会場にバンドメンバーも負けじと演奏。
アニサマ初出演、初武道館という緊張感は微塵も見せず、ご機嫌なサウンドを奏でていた。
7.Wake Up Your Heart/KENN with The NaB's
■8.Forever...・祈りの詩/savage genius
8.Forever...・祈りの詩/savage genius アップテンポな「Foerver...」とバラード調の「祈りの詩」。ボーカルああは、全くカラーの違う2曲を、アニサマ初出演とは思えない余裕を見せ、心に響く澄んだ歌声を聴かせた。
MCで先日発売になったアルバムの事を語ると、「買ったよー」という声が会場からあがる。会場の暖かい声援やアニサマ出演と武道館に立てた事に感激し、「これは想定外だった……」とボーカルのああが涙ぐんでしまう場面も。
会場からは「ガンバッテー!」の声が飛び交い、OUTRIDERたちの優しさを感じることができた。
■9.愛してねもっと・瞳の中の迷宮/嘉陽愛子
ダンサー4人を引き連れて、ヒラヒラの扇子を持って踊る姿はとても可愛く、グッズ販売で売っていた扇子を手に一緒に踊るOUTRIDERたちも出現。キュートなダンスと歌声に会場はノリノリだった。
MCの絡みで米倉千尋が登場し「かわいい〜、連れて帰りたい」と言うと、嘉陽愛子が「ついていきます」と返すなど2人の掛け合いも面白く、最後に「Animelo Summer Liveは初めてですが、どうですか?」という米倉千尋の質問に「こんな大きなステージに立たせていただいて、すごくうれしいです」 と初々しく答えていた。
9.愛してねもっと・瞳の中の迷宮/嘉陽愛子
■10.WILL・青空とキミへ/米倉千尋
10.WILL・青空とキミへ/米倉千尋 代表曲といっても過言ではない「WILL」と、アニサマをイメージして作った書き下ろし新曲という「青空とキミへ」。新旧2曲を歌い上げ、その変わらない力強い歌声に会場からはチッヒーコールが聞こえてきた。
「WILL」ではサビの部分でマイクを会場に向けるパフォーマンスに会場は大合唱。ステージを右から左、左から右へと走り回り、小柄ながらその元気でパワフルな歌声を武道館に響きわたらせた。
■11.男子メドレー CHA-LA HEAD-CHA-LA(影山ヒロノブ)→Planet Dance(福山芳樹)
→ウィーアー!(きただにひろし)→勇者王誕生!(遠藤正明)→ソルジャードリーム(JAM Men's)

時代を駆け巡った名曲の数々……。1曲目はOUTRIDERなら誰もが知っているであろう「CHA-LA HEAD-CHA-LA」。この曲に会場は半端ない盛り上がりを見せ、会場をガッチリ1つに包んだ。続いて「Planet Dance」。福山芳樹お得意のギターソロに天井高く投げるパフォーマンス。続けてTVアニメ『ワンピース』OPテーマ「ウィーアー!」。歌い始めの「ワンピース!!」の掛け声により会場の一体感がさらに増し、「勇者王誕生!」ではみんなで「ガガガ」の大合唱。
そして最後に4人が歌う「ソルジャードリーム」では武道館が一つになって「セイヤー」の掛け声。武道館が今まで以上にになった瞬間だった。MCでは影山ヒロノブ「どうせ俺のは古いですよ」といったのに対し、遠藤正明が「どうせ俺のはマニアックですよ」と会場を笑わす一面も。
11.男子メドレー CHA-LA HEAD-CHA-LA(影山ヒロノブ)→Planet Dance(福山芳樹)→ウィーアー!(きただにひろし)→勇者王誕生!(遠藤正明)→ソルジャードリーム(JAM Men's)